2016年7月25日月曜日

森林整備を共同で行う協定締結

 森林には幾つかの種類があります。例えば広葉樹林と針葉樹林は樹種の区分、自然林と植栽林と里山林などは、樹木の起源や植生場所の区分、国有林や民有林は所有者の区分…。でも低コストで役に立つ森づくりをするには、区分や権利者を越えて手入れをした方が合理的な場面も多いのが実態です。そんなわけで本日の午前、仙北市・森林整備センター・秋田森林管理署の3者(所有者:左から森林整備センターの神尾則好所長、私、秋田森林管理署の二村信三署長)が会し、仙北市内の大羅迦内地域の313haを共同施行する協定を締結しました。秋田県内では大館市、由利本荘市に次いで3例目です。

 具体的な事業は、先ずは林内路網の整備を一体的に進める予定です。この後、間伐や主伐を行う際には、ロットがまとまることから有利販売も期待できます。私はあいさつで、「仙北市内には、東京23区の面積に匹敵する国有林があります。この国有林をいかに活用できるかが市の将来を左右する一つの要因です。国有林と民有林の共同作業で実績を上げることで、若い林業従事者を呼び込む可能性も高まると考えています」と、謝意を述べさせていただきました。
 重ねて御礼を申し上げます。

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