2011年6月28日火曜日

昨日閉会した定例会後の議会全員協議会で


 昨日は、本会議終了後に議会全員協議会を開催させてもらいました。案件はこの前の豪雨災害の状況と、その対応手法についてです。また現在行っている所得税の還付事案について、新たな事実が判明したことを報告しました。

 災害の被災箇所や復旧行程は、未だ確認作業など進行中です。ただ一昨日、床上浸水の3世帯にはお見舞い金をお届けできていますし、床下浸水の24世帯も含めて、職員による消毒作業は終了しています。昨年の豪雨災害と同じ箇所の被災は残念でなりません。対応が遅きに失したことを悔いています。また神代ダムの放流などに対応するイメージを描けていなかったことは、大きな反省点です。研究を始めなければいけません。

 さて、今朝(6月29日)の魁新聞にも掲載していましたが、所得税の還付事案についても報告を行いました。昨年問題となっていた国保税の調整交付金不正受給事案は、会計検査院の指摘で15年度~16年度の2ヶ年度が調査対象で、またこれ以前の書類やデータが発見できなかったことなどから、存在する材料で調査を行い、その結果、国に調整交付金を返還した経緯があります。

 しかし現在行っている所得税の還付事案を調査する中、様々な電子データを調達する試みを行った結果、限定的(現在国保に加入している方のみ)ですが、国保に関係する11年度分からのデータが確認できました。中には国保税の調定減に関係するかも知れないデータも見つかっています。一概にこのデータが当時の徴収率の変動で、調整交付金の額に影響するかどうかは不明です。

 市の所得税還付等調査局では、まず所得税問題を解決する作業を最優先で進めたいと思います。さらに国保関係事案の前回調査以前の調査も行う必要が生じたことになります。時間がさらに必要な事態になっているとの認識を議会と共有することが大切です。できるだけ早期に議会へ報告したかったことから、昨日の全員協議会でお話をさせていただきました。

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