2019年5月30日木曜日

話会(WAKAI)第2夜は山崎宗雄さん


 話会(WAKAI)~第2夜~を開催。ゲストはフリージャーナリストの山崎宗雄さん(秋田市在住)です。平賀源内と小田野直武の関係、秋田蘭画のルーツに迫りながら、テレビ番組を制作する時に一番に大切にしてきた思いをお聞きできました。

 山崎さんは、「小田野直武の自画像がとても少なくて…、でも凄い美男子だったと伝えられています。これはたぶん本当だと推測しています。それにしても直武の才能が抜きん出ていたことは間違いありません。今、角館を歩いても、その歴史を強く感じます」と。さらに「私は最近、温故知新をとても大切なキーワードに感じています。現在は過去から続く通過点です。そして未来は現在の向こうにあります。私が関わって制作した番組は皆そうです。人の心を魅了するのはストーリーですよ。小田野直武もいぶりがっこもクニマスも…。ストーリーはヒストリー(歴史)です。各社が仙北市を題材にして番組をつくりたいのは、それに耐えられる歴史を、しっかり市民が大切にしてきたからです」と。嬉しい言葉でした。

 ところで、参加の皆さんから「話会(講話)時間が1時間では短いのでは」と、ご意見をいただきました。山崎さんの話会は、またいつか開催することにしても、集中してお話しを聞けるのは1時間ぐらいじゃないかなあ…。

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