2019年5月11日土曜日

新時代の地域運営体



 仙北市の地域運営体活動が10年を迎えようとしています。全市9地域で立ち上がった運営体は、既に各地域でコミュニティの中心核になっていますが、私は昨日の運営体連絡協議会で次の新たな提案をしました。


 「これまでは、各運営体で行うこと、行政で行うことなど、それぞれ役割を分担して事業にあたってきました。10年近い活動から多くのことを学んだ思いです。この間、手分けすることで進んだこと、しっかりと手を携えないと進めない事案などが明確になってきました。仙北市は市民協働のまちづくりをモットーにしています。そして皆さん地域運営体は、私たち行政にとって最大のパートナーです。令和を迎えた今年、平成の体験を活かし、次の10年に向けて次のテーマ等で地域運営体と協働が可能か、是非ともご議論をお願いします。
●例えば各地域内の公共施設の管理運営。
●例えばささらや神楽などの保存活動。
●例えば空き家活用で古民家ホテル等の運営。
 などです。今日の運営体連絡協議会後、新役員となった佐藤正敏会長、千葉恒昭副会長・菅原秀俊副会長に改めてご相談し、その後の進め方を協議させてください」と。



 地域運営体活動は、当時は前例がなかったことから、手探りで制度設計を行いました。その後、県内でも同様の活動を行う自治体が増えて、今年度から県も小学校区単位の地域活動事業に取り組む報道がありました。現状では私たちが勉強になる取り組みも多いと感じます。制度は時代に合わせて変わって当然です。
※写真は運営体第1号の田沢地域運営体「荷葉」の活動から。


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