2019年5月7日火曜日

JRとDMOと市で連携協定


 仙北市の「観光まちづくり」に新たな一歩です。東日本旅客鉄道株式会社秋田支社(以下JR)とDMO候補法人(一社)田沢湖・角館観光協会、そして仙北市の3者が連携協定を締結しました。

 3者は次の事項について取り組みを強化します。
・遊休農地を活用した都市住民の移住推進
・滞在型観光施設の検討と推進
・6次産業化の検討、推進
・首都圏での観光キャラバン
・市観光資源の掘起こしとおもてなし充実
・農業体験を通じた仙北市の魅力発信
・JR首都圏支店とのプロモーション
・各主媒体と連携した観光旅行商品PR
・旅行商品の造成や商品販売
・その他、本協定の目的を達成する事項 

 JRの菊池正・秋田支社長は、「角館地域に不足している滞在施設の候補地として、(株)西宮家の利活用を検討している」としました。DMOの佐藤和志・田沢湖角館観光協会会長は、「JRとはこれまでも多くの事業を共同で行ってきた。さらに連携を深めて効果を出したい」と取り組みに大きな期待を寄せました。私からは、「JRと一緒に町並みや町の文化・食・技をじっくりと体験できる、アルベルコ・ディフーゾ(分散型古民家ホテル群)の市内展開を進めたい。さらに、市内農地を活用した都市居住者の移住プロジェクト、JRグループの販売ネットワークを活かした地元生産者との商品の共同開発、首都圏での販路の提供・情報発信など、農林漁業の6次産業化や地元産品の需要の拡大、子ども達を中心に観光学習会や駅なか視察学習会の開催、市内各駅の整備、防災トンネルの早期実現などを進め、東北の各地を結ぶゴールデンルートの構築に貢献し、秋田県のゲートウエイを目指したい」と話しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿