2019年5月26日日曜日
秋田の強みと編集の力
藤本智士さんは兵庫県生まれの45歳。雑誌Re:Sや秋田県発行の「のんびり」で編集長を勤めました。高橋優さんの秋田キャラバンガイド2018in仙北市でご存じの方が多いかも…。その藤本さんから本当に良いお話しを伺いました。
今日の講演会を主催したchiezoさん、ありがとうございました。以下は藤本さんのお話し(100分)のほんの一部です。サッと目を通すだけでも考え方が変わります。
~確かに編集は文章を扱う仕事というイメージですが、それだけではありません。編集はアイディアをイベントや商品で具現化し、それを広く発信する作業です。編集力はそんな取り組みで、身の回りの状況を変化させる力と言うことができます。さらに重要なことはメディアの捉え方です。テレビは東京発の情報を大量に発信しますが、秋田に住む側からすれば、その全てを必要としていません。地方のローカルな情報もしっかり受信したいと思っています。全国どこに行っても、例えば秋田魁新聞みたいな地元紙が一番に読まれています。全国紙ではないのです。私たちは身近な情報が欲しいのです。ローカルメディアが大切です。私たちの周辺は普通の風景しかないかも知れませんが、編集力を駆使すれば、少し違った視点を持つだけで、普段の風景は全く違う価値を持ったものになります。秋田にはそんな新しい価値を生み出せるものがたくさんあります~
藤本さんは、~究極のローカルメディアは自分自身です。そして行動の一つひとつが情報の発信です~と言っていました。これは気をつけないと…。
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