2016年10月4日火曜日

安倍総理に特区会議で新たな提案

 本日夕方、首相官邸で行われた「国家戦略特区諮問会議」に出席しました。大潟村の高橋村長も一緒です。仙北市が行った安倍総理への提案内容をお知らせします。

 ~秋田県仙北市長の門脇光浩です。安倍総理には、仙北市を特区に指定をいただきありがとうございました。それではこの1年間の成果などを報告します。先ず国有林野内で生ハム用の豚を放牧するため、この8月から豚20頭の試験放牧を開始しました。近い将来、ハンガリーの国宝と言われるマンガリッツァ種も放牧し、最高の豚肉で、仙北ブランドの生ハムを世界中に売りまくりたいと思っています。

 続いてドローンについてです。7月に電波法の特例でアジア7カ国が参加し、日本初の「国際ドローン競技会」を開催しました。子ども達に大きな刺激となったようです。近未来、きっと仙北市の子ども達からドローンのプレーヤーやエンジニアが誕生します。

 次はヘルスケアーツーリズムです。外国人医師の受け入れは、来年6月に玉川温泉で実証予定です。玉川温泉はガンに効能があると言われ、「岩盤浴」発祥の地ですが、この「岩盤浴場」で、総理と一緒に「岩盤規制の改革」を訴えたいと思っています。総理、ぜひお出でください。
 
 次は新たな提案です。政府成長戦略にも言及をいただいた「農家民宿などが行う旅行企画の解禁」をお願いします。仙北市は農家民宿の集積数が東北屈指で、現在33軒あります。現行法では、農家民宿個人の宿泊・運送サービスはOKですが、団体が同じことをすれば「旅行業法」でアウトです。これは変です。市には農家民宿で構成する協議会があり、どんな旅行会社よりも地域資源に精通しています。そこで団体主体で、田や森や川、市内角館の武家屋敷や田沢湖を活用した体験メニューを造成し、商品の企画・販売・代金収集が行えるようにしたいのです。既に台湾やタイから熱烈な要請があります。実現すれば、農村文化や習俗、日々の暮らし自体が、感動に満ちたものだと気付く機会を、さらに多くの国内外の皆様に提供できます。移住・定住など、地方創生の推進力にも成り得ます。ぜひ農家民宿の団体に、緊急の緩和措置をお願いします~

※写真は左から安倍総理、麻生副総理、菅官房長官、後ろ姿は私です。

2 件のコメント:

  1. 素晴らしいトップ会議ですね!市長頑張ってますね 体に気をつけて下さい。

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  2. お早うございます。地域の提案が聞きたいと総理の発案で参加の機会をいただきました。総理日程と言うことで、直前まで会議情報を発信できませんでした。

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