政府は本日午後3時、「来る11月13日、仙北市田沢湖畔公道で自動運転車輌の走行実験を実施する」と発表しました。実施者は国、仙北市、(株)ディーエヌ・エー(DeNA)です。
車輌はロボットシャトル製、10人前後が搭乗できる電気自動車(写真はイメージ)です。車輌自体に前後はなくハンドルもありません。全地球測位システム(GPS)や車体センサー、カメラ情報などで、障害物を避け自動走行します。
仙北市は政府から地方創生・近未来特区の指定を受け、これまで様々な場面でドローンの実証実験を行ってきました。現在もドローンを日用品として活用するシステム、技術的改善点や法律上の不具合の洗い出し作業が続いています。今回の自動走行実験も同様の位置づけです。多くの方々に自動走行をご理解いただきたいと考え、体験搭乗者の募集も検討しています。
今回の実験は、何より地元住民の皆様のご協力が不可欠でした。また県・県警・各所管省庁の対応も大きな力になりました。感謝を申し上げます。
私は近未来、できれば東京オリンピックの開催時まで、田沢湖一周の定期観光無人バスを実現したいと考えています。そして自動走行が集落と集落を結び、病院や市役所、お買い物の移動手段などに、利用される日が来ると思っています。
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