2016年10月11日火曜日

津軽海峡とび越えて3Dプロジェクト

 写真の3人を紹介します。中央は北海道函館市長の工藤壽樹さん、左は秋田県大館市長の福原淳嗣さん、右は私です。今日の午前に函館市役所を訪ね、来年度から取り組みたい「3Dプロジェクト」の打ち合わせを行いました。

 どうして3Dかと言うと、函館の館、大館の館、仙北市は角館の館で、3館(D)です。北海道新幹線の開業を契機に、観光入込数が2倍になった函館市、秋田犬で世界に打って出た大館市、既に東北屈指の観光地として名高い仙北市がタックを組み、津軽海峡をとび越えて広域観光・広域経済活動を行うプロジェクトです。3Dの名称に負けないよう、政策を立体的に構築することも特徴になっています。陸(新幹線や第3セクターを含む在来線)・海(青函連絡船やフェリー)・空(国内外の航空各社)をフル活用して、人や物が動くイメージです。例えば観光では“移動も楽しい観光商品”が造成できます。例えば経済では“山のもの海のもの物流”で、秋田の山菜や函館の海産物の売り場と買い手を拡大できます。

 国や秋田県が進めるインバウンド対策では、函館空港には既に台湾や中国から定期便が飛んでいます。その輸送旅客実績は約40万人(秋田県の○○倍…です)。ただし海外旅行エージェントは、道内の観光ポイントをほぼ開拓し終え、次はどこに送客するか検討に入っている現状です。ここに食い込もうと思います。また北海道内の修学旅行で、新幹線の開業で移動時間が短縮になり、道央周辺の子ども達を中心に、東北地方への動きが高まる気配です。これにも対応が必要です。

 トップ会議では、「来年度予算に主な取り組み事業を盛り込む」ことを確認しました。
※ところで函館は、個人的にも思い入れのある街です。仙北市としてもご縁があります。例えば市内の名レストラン五島軒には、今もたつこ像が展示されています。どうして?…。

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