本日午後、台北市中正区にある外交部(日本の外務省)の亜東関係協会(対日本セクション)を訪問し、李世丙・副参事(中央)と対談しました。これまで台湾で行ってきた仙北市の活動は、例え外交上の課題があっても、多くの場面で同協会が解決してくれました。そんな経緯もあり、先ずはこれまでの御礼をお伝えし、今後のインバウンド対策についてご意見を伺いました。
李・副参事は「5月に就任した蔡英文総統は、バランスを大切にしています。例えば台湾から日本への観光客数、逆に日本から台湾への観光客数です。現在は台湾から日本への観光客数は台湾の全人口の7人に1人が既に日本を訪ねています。日本からのお客様は桁が違ほど少ない状況です。仙北市がインバウンドをもっと進めることができるかどうかは、実はいかに多く台湾への旅行者をつくり出せるか、と言うことです。あと無いものを補完することです。台湾には雪がないけれど、仙北市には邪魔なほどある。スキー場もある。でも台湾の言葉を話せるスキー指導者はいません。言葉のできる人を雇用すれば、必ず台湾からのスキー客は増えます。これは北海道で既に実証済みです」など、示唆に富んだアドバイスをいただくことができました。
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