2016年8月19日金曜日

角館高校で地方創生講演会

 角館高校1年生の全クラス210名を対象に、「地域のこと・仕事のこと」と題した地方創生講演会を開催しました。場所は同校講堂。講師は内閣府審議官の藤原豊さんです。藤原さんは、政府が進めるアベノミクスとは何か、3本の矢(①金融政策 ②財政政策 ③成長戦略)の内容、そして規制改革がもたらすもの…などを分かりやすく説明。「国とやる気のある自治体がタックを組んで地域発・オンリーワンのまちづくり」を実現するために、全国10地域が国家戦略特区に指定されていること、そして仙北市の特区が国にとっても重要な位置づけになっていること、さらに仙北市が目指す近未来の姿などを紹介しました。

 後段は「本当の地域の元気」のイメージ、また「仕事に就く」ことへの不安はどうして起こるのか、自身の経験を織り込んだ、メッセージ性の高い講話になりました。その中で、「情報が氾濫していることで、むしろ戸惑う時代になっています。そして就職先でやっていけるのか、不安に駆られる人もいるでしょう。大切なことは自分が好きなこと、得意だと思っていることに正直になることです。それでダメだったら、またやり直せばいいんです」の言葉がありました。
 きっと若い皆さんには、何よりのエールだったと思います。


※藤原豊さん:千葉県船橋市出身。東京大学経済学部を卒業後、経済産業省に入省。現在は内閣府に出向中(内閣府地方創生推進室)。

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