平成25年8月9日、田沢湖の供養佛で大雨による土石流災害が発生し、6人の市民の皆さんが犠牲となりました。その後、国は1年を待たずに両翼121mの巨大砂防堰堤を完成させ、3年後の今日、現地は静かな夏を迎えています。しかし悲しみが癒えることはありません。
地元の皆さんが建てた慰霊碑には、「ここに生きる」と文字が刻まれています。亡くなった皆さんがここで生きた証し、そして災害後、悲しみを乗り越えてここで生きるという決意、この一言に託した地元の皆さんの思いが強く伝わってきます。
この慰霊碑に献花に伺った午後、既に多くの花束が供えてありました。集落の皆さん、ご親族の皆さん、自衛隊の皆さん、市役所の職員…。あの日のことは誰も忘れていません。これからも忘れることはありません。
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