仙北市倫理法人会の第133回モーニングセミナーに参加。早起きは三文の得です。早朝6時からのセミナーで、いろんな皆さんとお話に巡り合うことができました。ありがとうございました。講話のテーマは「特区の現状と今後の展開」です。企業活動で地域の元気づくりを日々実践している皆さんに、お役に立てたでしょうか…。
はじめに特区って?を少し説明します。国家戦略特区法に基づく地域指定(全国10地域)を、通称で特区と呼んでいます。仙北市は地方創生特区・近未来技術実証特区のダブル指定地です。特区の有益性は、指定された地域から「法律の規制緩和を政府に直接提案し、協議し、これが認められた場合はそれを運用できる」点にあります。しかも特区指定を返上しない限り、この行為を繰り返し行使できます。規制緩和を進める役割は自治体が担い、緩和された法律を運用してビジネスを展開するのは民間の皆さんです。将来的には、特区指定地でうまく経済循環などが始まれば、この規制緩和を全国で運用できるよう、さらに法律の改正を行います。つまり仙北市は、次の日本の姿を作り出す実験室と言うことができます。
モーニングセミナーでは、現在仙北市が取り組んでいる幾つかの事例を紹介しました。国有林の民間活用、高齢者の就業時間の柔軟対応、農業生産法人の農地法の特例、NPO法人の設立の迅速化、温泉と医療の連携(ヘルスケアツーリズム)、近未来技術実証(ドローン他)などです。他に今後に取り組む規制緩和提案(グリーンツーリズムの旅行業法の規制緩和)などもお話をさせていただきました。
皆さんからも邪魔になっている法律の改廃について、提案をいただければ幸いです。よろしくお願いします。
放送法の改廃をお願いします。
返信削除放送法によりテレビ電波が県域に制限されているため、隣の岩手県のテレビが見れません。また近年の地デジ化によって制限がより厳しくなりました。
隣県の情報をインターネットで取りに行くことはできますが、テレビから自然に入ってくる環境を整備することも重要だと思います。
また、特に若者にとってTBS系列局を見られないことは重要であり、生まれ故郷である秋田への劣等感を抱かせる原因になります。
特区として放送法が緩和されて、かつ民間企業であるテレビ局からの協力が得られれば、盛岡局からの電波(スピルオーバー)の受信や仙北市内への中継局設置などが可能になります。
道のりは厳しいですが、ご検討お願いします。