2016年8月6日土曜日

第2回仙北市防災の集いを開催中

 仙北市防災の集いを開催中です。会場は市民会館と駐車場、隣接する生保内体育館です。地震体験車、パトカー、白バイ、消防車、自衛隊装甲車など、国交省災害本部車など、災害時に活躍する車両が勢ぞろいです。午後3時まで体験搭乗できます。写真は未来の消防士さん。皆さんご来場ください。

 防災の集いは、昨年から始めました。仙北市は大規模な自然災害に数度見舞われています。古くは昭和35年8月の生保内大水害、この水害で16人の方々が犠牲となりました。昭和45年には秋田駒ヶ岳の噴火がありました。秋田駒ヶ岳は40年周期で噴火すると言われている活火山で、現在も観測を継続中です。また最近では平成25年8月の田沢地区先達で発生した土石流災害があります。この時には6人の方々が犠牲になってしまいました。

 仙北市では、これまでの災害を教訓に、地域の皆さんと一緒になって自主防災組織の設立に取り組むなど、防災対策を強化しています。その象徴的な行事が今日の防災の集いです。今回の集いでは、市社会福祉協議会がボランティアセンターを開設(生保内体育館)し、ボランティアの受付や装備の貸与チェックなど、実際の対応を想定した訓練が行われています。

 多くの皆さんの思いが防災の集いに結集しました。前述の災害対策を行っていただく関係機関のご協力で、災害車両の展示と体験搭乗、みどり十字さんによる非常食の試食、県や市民団体の皆さんのご協力で、防災読み聞かせ紙芝居や新聞紙を使った防災用具の作り方など、多彩な取り組みが実現しました。ぜひご来場ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿