2016年8月18日木曜日

東北の産業と交流を考えるシンポジウムで

 今日の午後、東北圏広域地方計画協議会(国交省や東北経済連合会など)が主催したシンポジウムに参加。会場は東北大学構内にある川内萩ホール。テーマは“震災復興から自立的発展~産業・交流拠点を目指す東北にっぽん”です。

 基調講演に里見進・東北大学総長、コーディネーターに大滝精一・東北大学大学院教授、パネリストは東北各県の代表者です。私は秋田県代表(行政代表かな)の立場で出席を求められました。私の発言をギュッと要約すると、「産業育成も交流促進も、またインバウンド対策も、先ずは交通体系の在り方が問題になる。あるものを活用する視点で言えば、高速道路の接続、日本海側と太平洋側の港湾の連携、空港の相互活用などが重要ではないか。県が違うことで施設の活用に壁があるのはマイナスだ。そもそも地域間連携と言う言葉が必要ではないぐらい、例えば東北が一つの行政体だというくらいの親密度が欲しい。東北がその強みを発揮するには、オール日本共通の制度の中では限界がある。農地の有効活用、自然環境の保全と利活用などで、特別ルール・規制緩和を進めることも必要」とお話をさせていただきました。

 主催者側には、仙北市が外国人旅行者を確実に伸ばしている成功自治体との認識があるようですが、秋田県の資源・東北の資源を考えたら、まだまだです!。

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