2016年4月6日水曜日

角館高校に225名の新入生

 本日午後、角館高校の入学式に出席しました。以下は私の祝辞の概要です。

 ~さて新入生の皆さんに申し上げます。日本は既に人口減少国に転じ、秋田県の現象速度は全国一で、高齢化が加速しています。経済実態も改善に勢いはありません。このような社会情勢の中で、皆さんの高校生活はスタートします。3年間は長いようで、実は一瞬です。この間、皆さんは一刻も無駄にすることなく、皆さんの人生をより豊かに生きるため、また社会をより良きものとするため、それぞれ準備作業を怠らないで欲しいと思います。

 何を目標とするのか、その目標に近づく手法のどれを選択するのか、この3年間、絶えず試行錯誤を繰り返して欲しいのです。そして明確なビジョンの例え一片であっても、手にして欲しいと思っています。
 さらに級友や先輩など、周囲と違う自分を、できるだけ多く発見してください。重要なことは、自分が思い描く自分に近づく努力です。他人との比較は意味を持ちません。自身を過小評価しないこと、自ら限界をつくらないこと、他人を傷つけないこと、この3つを心に刻み、高校生活を過ごして欲しいと思います。

 2年・3年の皆さんにもお願いがあります。若者は、常に社会の変革者であるべきです。これまで諸先輩が築き上げた「若杉と駒草」の校風を大切に継承しながらも、あるときは、新たな視点でこれを突き破り、次代を拓く役割を果たさなければなりません。破壊と創造は表裏一体ですが、創造の行動を新入生と共に起こしてください。考えているばかりでは、社会はおろか、自分を変えることは叶いません。未来は行動でのみ拓かれます。~

 後輩の皆さん、頑張れ!。

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