2016年4月7日木曜日

時空を超えたスリーショット

 佐竹敬久・秋田県知事(写真:右)と、小田野直光・仙北市地方創生総合戦略統括監(写真:左)です。場所は県庁知事室。二人のバックには小田野直武の不忍池図(レプリカ)が写っています。あれっ?、気が付いたかな…。

 さて小田野統括監には、この4月から仙北市役所に着任をいただきました。3月までは国立研究開発法人の海洋技術安全研究所にお勤めで、市が昨年実施した田沢湖湖底調査では、水中カメラロボットを操縦し画期的な映像収録に成功しています。そのお人柄やネットワークが、仙北市の地方創生特区や総合戦略などの推進に不可欠と考え、海洋技術安全研究所と協議して仙北市へ派遣いただきました。
 本日夕方、これらの経緯報告とごあいさつに、佐竹知事を訪ねました。知事にはお忙しい中で時間を調整くださり、本当にありがとうございました。

 ところで歴史的に言えば、小田野統括監は、小田野家が角館に入部してから14代目に当たる末裔で、その昔、日本医学を開いた解体新書に挿絵を描いた小田野直武の一族です。さらに小田野家は佐竹家の家臣団を構成していました。

 アップした写真には、直武の傑作と言われる秋田蘭画・不忍池図と小田野統括監(小田野家14代)、そして佐竹知事(北家21代)が一緒に写っています。時空を超えたスリーショットと言えば、少し大袈裟でしょうか。

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