ご親交をいただく平田オリザさん(劇団青年団代表・東京芸術大学特任教授)から、著書「下り坂をそろそろと下る」(講談社現代新書)が届きました。書き出しの「なぜスキー人口が減ったか」…、その答えがフルっていて面白いです!。
平田さん自身、暴論と言っています。簡単に少し紹介します。「日本は人口減少国になって若者人口も当然に減っている。よく若者人口の減少がスキー人口の減少理由だと言うが、劇作家的に言うとこれは反対で、スキー人口が減ったから少子化が進んだのだ。かつて独身男性にとって、スキーは女性を一泊旅行に誘える最も有効で健全な手段だった」。続けて「大学で学生が何を言っているかというと、地元はつまらないから帰らない。偶然に異性と出会う機会もない」と。
定住対策や少子化対策はまちを面白くすることが不可欠だ、まちにはドキドキが必要だ、との結論です。本当にそうです。
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