2012年11月12日月曜日

北投温泉・玉川温泉の温泉協定1周年


 今回の訪台は全部で5班に編成されています。公式表敬班(主に政府との交流や交渉など自治体外交を行う)、観光宣伝班(各地の会場で秋田・仙北をPRする)、文化交流班(角館高校おやま囃子同好会を核とした台湾国内の中・高校青年交流の実施)、登山班(台湾で最も高い玉山=新高山登山隊)、観光交流班(各地での国際交流等に華を添える民謡・手踊り・梵天上げ実演など)です。

 昨日夕方、台北市北投温泉内の水美温泉会館で「北投温泉と玉川温泉の温泉協定1周年記念交流会」がスタートしました。ここで観光交流班(こまち会)が梵天上げを会館玄関前で実演(写真)、また交流会の間中、民謡と手踊り、三味線の独演など、日本文化・仙北文化を披露しました。角館高校のおやま囃子同好会の演奏と踊りには、本当にたくさんの声援がありました。子ども達の戸惑いや期待感などが、今回の交流の一番大切な部分なのかも知れません。

 自分は初めのごあいさつで「温泉協定を締結いただいた後、玉川温泉では悲しい雪崩事故が起こりました。その時も北投温泉の皆さんから励ましのメッセージをいただきました。日常的に往来できる距離ではありませんが、心が繋がってさえいれば頑張れます。この後、北投温泉と玉川温泉は、観光産業を基軸に医療や福祉の分野で、その可能性を探り合い連携を更に深めていきたいと思います。そして今回参加してくれた高校生世代のように、両国の若者にも交流の輪が広がることを祈念します。どうぞこれからもよろしくお願いします」とお話しをさせていただきました。

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