2012年11月10日土曜日

市民の医療と健康を考える会


 市民の医療と健康を考える会のパネルディスカッション風景です。左奧から西明寺診療の市川晋一所長(コーディネーター)、仙北市病院事業の宮川信管理者、市立角館病院の西野克寛院長、市立田沢湖病院の佐々木英人院長、市民代表として樫尾龍子さん、同じく鎌田真寿美さんの6人。

 樫尾さんが、「田沢湖地区は一日の温泉観光者だけでも1300人を超える。しっかりとした医療機関の存在が観光産業を支える。医師不足は住宅環境の整備なども必要ではないか」と提案。鎌田さんは「子育てをしていると、どうしても小児科の充実度が問題。また夜間に病院に子どもを連れて行くかどうか迷うときがあるが、相談窓口が欲しい」と発言がありました。宮川管理者や西野院長・佐々木委員長は、「医師不足を補い合う手法としても連携が大切。医師同士、また医師と市民、情報醤油卯も不足してはいないか。医師の子どもの学習環境を指摘する話しも聞く」と、総合力を底上げする必要があると指摘。

 傍聴者からも積極的な意見が多く、とても参考になりました。市川コーディネーターが「確かに観光業と医療は切り離しができない。そうであればなおさら観光業者や関係団体が医師や病院、医師会などと課題改善に向けた協議が必要なのではないか」…。その通りです。

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