2012年11月14日水曜日

士林高級商業職業学校でおやま囃子


 11月13日午前9時、台北市立士林高級商業職業学校に到着。通りでバスを降り学舎に入ると、士林の子ども達、黄校長先生などが歓迎のお迎えをしてくれました。たぶん今回の訪台で「私たちを待ってくれた人達がいる」ことを初めて実感した一瞬だったと思います。

 士林商校は巨大な学校です。全校生徒は昼夜合わせて3600人。以前はもっと在学生徒数があったとか。何はさておき交流会場へ移動。この教室は特活などによくつかわれている部屋だと聞きました。そしていよいよ交流会。実は校門で出迎えてくれた子ども達は、この18日から仙北市を訪ねてくれる30人で、その一人ひとりが、手に角館の子ども達のネームプレートをかざし、グループをつくってくれます。テーブルの上には子ども達が焼いたクッキーが用意されていました。おもてなしの心が伝わり、すぐに身振り手振りの会話が始まります談笑もあちらこちらで。後で聞いたら、携帯電湾の翻訳アプリが便利だったと…。時代です。

 士林商校の文化交流の1つ目は、1999年9月の台湾大地震・2011年3月の東日本大震災で両国が助け合い国難を乗り越えたビデオの上映、そして「涙そうそう」の合唱。感動で涙を堪えることができません。角館高校おやま囃子同好会の面々は、どんなふうに感じたでしょうか。どんな風に感じても、それがきっと人生の糧になります。

 ステージを重ねるごとに実力が増すおやま囃子同好会。いつも見聞きしている側からしても、素晴らしい発表です。文化交流の感動が演奏の力になっていることは間違いありません。

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