ABS秋田放送「えび☆ステ」今週のひとこと。新米が食べられる季節になって、とにかくご飯が美味しくて…。実はお米は一粒に七人の神様がいること、ご飯一杯に宿る神様は二万神以上で…。
先ず七人の神様と言えば、真っ先に七福神を思い浮かべます。これも間違いではないのですが…、お米七人の神様はもっとアニミズムに直結している匂いがして、本番直前まで調べてみました。すると「水・土・風・虫・太陽・雲・作る人」を神様と形容していることが分かりました。なるほど、確かに水も土も太陽も作る人も神様のような存在です。他には…、例えば風は風媒植物の稲を実らせ、害虫を捕食してくれるトンボや蜘蛛は神様で、雲は晴天の太陽を遮光し過酷な熱風を和らげる役割…、などが記されています。
さて一般的なご飯茶碗の容量はご飯粒が約3300粒、これに神様の数七人をかけると…、ご飯一杯に宿る神様は二万人を超えます。ずっとご飯を食べ続けたら一日で7万神です。こんな数の神様を身体の中にお迎えできたら…、もう有り難いに決まっています。
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