2016年6月30日木曜日

秋田内陸縦貫鉄道(株)の株主総会を開催

 昨日、秋田内陸縦貫鉄道(株)の株主総会を開催しました。決算は1億7839万円の赤字です。世界的な原油安と暖冬などで関連経費が抑制され、何とか年間赤字額を2億円以下とした4者合意(秋田県・北秋田市・仙北市・秋田内陸縦貫鉄道(株))はクリアできました。

 しかし、原油価格や天候などの外的要因で左右されない経営体質に、一刻も早く改善する必要があります。同社の取締役として、そもそも赤字経営を許容することは適切ではありません。国内外のお客様を主体的にお迎えする旅行商品の造成、大切な地元のマイレール運動など、これまでの取り組みを強化しながら、一方で新しいアイディアを実践に移さないと、現状の維持すらままなりません。
 秋田内陸線夢列車プロジェクトが活動を活発化しています。また一部の民間企業などで、内陸線沿線のまちづくりに興味を持っている方々も大勢います。新たな胎動が始まっています。

 今年はJR田沢湖線が開業60周年です。また函館まで新幹線が走り出しました。少し大きく見ると、あと2年で戊辰戦争(明治政府軍と旧幕府軍の国内戦争)から150年の年になります。そんな歴史の中にもヒントがあるような気がしています。

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