2016年6月6日月曜日

大曲農業高校に田沢湖再生で協力依頼

 本日の午後、県立大曲農業高等学校の皆さんにご来庁をいただきました。同校は、田沢湖再生に必要な酸性水の新中和処理方法を長年研究し、多くの成果を上げています。市として、この技術を田沢湖クニマス未来館(今年度建設予定)に導入したいと考えています。

 お忙しい中、お出でをいただいた方々は永井教頭先生、生物工学科の大沼先生、部顧問の照井先生、それに研究活動に取り組む7人の生徒の皆さんです。同校は先ごろ文部科学省が全国で10校だけ指定したスーパー・プロフェッショナル・ハイスクールの1校です。生徒の皆さんにお話を聞くと、それぞれ各自が中和処理に関する研究テーマを持っていて、「若き科学者」そのものでした。

 そんな皆さんに、私は「田沢湖再生の取り組みは、決して仙北市のためだけではなく、秋田県や日本、世界の水資源再生に大きな影響を及ぼすものと思っています。田沢湖にクニマスをはじめ魚が泳ぐ日は、皆さんの子どもの、さらに子どもの時代にならないと叶わないかも知れません。道のりは長く険しいものになります。しかし始めなければ、そんな日は絶対に来ないのです。どうかご協力をお願いします」と、お話をしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿