昨日、台湾から大切なお客様をお迎えしました。私の横が洪仁進さんと言う方で、台北市内にある国立師範大学附属高級中学の校長先生です。右はしの方は学務主任の李先生です。以前から同校と角館高校の姉妹校の締結に向け準備を進めてきましたが、いよいよ10月に調印を行うことが決定しました。
このお話しの始まりは、2014年8月19日まで遡ります。その時の状況を、自分はブログで次のように記しています。
「朝一番で政府亜東関係協会を訪問。お忙しい中で李嘉進会長と懇談することができました。さらにこの時、文教組の顧欽誠組長から、とても素晴らしいご提案をいただきました。顧組長は、“仙北市と台湾は様々な場面で共に取り組みを行ってきた歴史があります。子ども達の修学旅行先になっていると言うことが信頼の証です。そして仙北市は学校関係者の中で非常に評価が高いこともお聞きしています”」。
続けて顧欽誠組長から、「この関係をさらに強固にするため、国立師範大学附属高級中学と姉妹校締結してはどうですか」(同校は3000人を越える生徒が在学し、台湾の政治経済のトップリーダーを輩出する名門校)との提案。さらに橋渡し役も引き受けますよ、と。すぐに角館高校にお話しをかけ、角館高校が大賛成だったことから、昨年は倉橋典夫副市長と市の担当者が台湾に渡り具体の協議をスタート。さらに年明け後、角館高校の青柳徹校長先生が国立師範大学附属高級中学を訪ね、信頼関係を構築しています。この間、東京の台北経済文化代表処の沈代表からは絶大な後方支援をいただきました。今年は締結に道筋がついたとの判断で、平成27年度予算に関係経費を計上し、市議会で可決をいただきました。
時代を拓く子ども達が、国際感覚を身につける機会を提供しようと、その一念で多くの皆さんのご協力がありました。心から感謝を申し上げます。謝謝!!。
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