2015年7月3日金曜日

失敗しても勝てる実力が目標です

写真のイケメン青年は、高橋靖彦さんと言います。ずっと野球に打ち込み、角館高校から筑波大学に進みました。でも足のケガで野球を続けられなくなり、大学2年の時、ラートに出会うのです。そんな高橋さん、メキメキと頭角を現し、2008年の全日本大学選手権で優勝、2013年には世界選手権で初優勝、そして去る6月8日~14日に開催された世界選手権で、再びチャンピオンの座に着きました。

 その報告に田沢湖庁舎を訪ねてくれました。実は先月、都内で開催された「若杉・駒草同窓会」でお会いしていて、形式ばったごあいさつが不要な関係です。

 「若杉・駒草同窓会の日に、世界選手権大会(イタリア・リニャーノ)から帰国し、空港から同窓会場に直行しました。世界選手権には21ヶ国、128人が参加していて、日本チームは団体戦でも準優勝です。ラートはドイツが発祥の地で、日本ではまだまだ知られていません。これからも選手生活を続けますが、同時に地元の子ども達にも、ラートの楽しさを広めたいと思っています」と話してくれました。

 世界選手権2連覇の秘訣を聞くと、「どんなに失敗しても、それでも勝てるくらいの実力があれば良いわけです。それが目標です」と…。これはなかなか口にできる言葉ではありません。お見かけしたところ、強気でグイグイみたいなタイプではなく、本当に優しい好青年です。そのギャップを不思議がっていたら、「ラートのことになると人が変わります」だって。なるほど。

 ぜひ全日本大会を、世界選手権を、仙北で開催したいなあ。

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