日曜日、地方創生担当国務大臣の石破茂大臣に仙北市内を視察いただきました。地方創生特区の関連活動です。
朝8時31分、秋田新幹線でJR田沢湖駅に到着後、すぐに玉川温泉に向かい、現地で(株)玉川温泉の関雅文社長らが現状を説明。国内外から合わせ年間30万人の湯治客を迎えていることや、雪崩事故以後は冬期間の屋外岩盤浴を閉鎖していること、玉川温泉診療所の状況などについて、説明を行いました。
実はこの時間、自分は市の消防訓練大会でした。消防団の皆さんに状況をお話しし、視察団と合流できたのは田沢湖高原にある生ハム工房です。大臣には、仙北市がどうして国家戦略特区に名乗りを上げたか、例えば広大な国有林の民間活用を進めるメニューの1つとして、林間畜産の振興を説明するには、生ハム工房をご覧いただき、生ハムを食べてもらうことが重要でした。そうしたら、大臣は国会議員の皆さんで構成するジビエ議連の会長なんだそうで、「豚の林間放牧も素晴らしいアイディアだし、ジビエ特区という発想があってもいいね」(写真)とお話しをしていました。
次に視察団は落合運動公園へ。ここで消防訓練大会へ特別参加し、大臣に登壇いただき「地方創生は地域の安心・安全が基本」と、総員480人の消防団の前で祝辞もいただきました。移動中の車中で、「消防関係は総務省の担当なんだけど、自分があいさつして大丈夫だったかなあ」と。日程がギリギリの中でお願いした事案でしたが、「いえ大臣、皆さんは嬉しかったと思いますよ」とフォローさせていただいて…。角館町内の農家民宿・庵で昼食をとった後(いやあ、美味しかったです!)、今度は旧石黒恵家で座談会です。参加をいただいた方々は、市農山村体験推進協議会の門脇富士美さん、はっぴい・マムの茂木一代さん、角館企画集団トライアングルの佐藤正美さん、オモテナシ応援隊の土屋和久さんです。短い時間でしたが、日頃の活動や問題点などについて意見交換をいただきました。これらを受け、「このような毎日の営みが、地域を元気にする大切な取り組みです。どうか頑張ってください」と、大臣から感想の言葉がありました。
バタバタと視察が終わり、JR角館駅から新幹線に乗り込む直前、ホームのずうっと向こうにある駅東公園で、野球をしている子ども達がいました。自分は「オ~イみんな、ここに石破大臣がいるぞ~」と呼びかけたら、「誰?知らな~い」との返事。大臣は「あらら」と少し落胆の表情でしたが、直後、「フレ~、フレ~石破!」の大エール。 子ども達から最高の励ましを受け、視察を無事終えることができました。
大臣、本当にありがとうございました。皆さん本当にありがとうございました。
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