2015年7月24日金曜日

2015あきたリッチセミナーinTOKYO

2015あきたリッチセミナーinTOKYOです。主催は秋田県企業等誘致推進協議会で佐竹知事が会長、県内25市町村と企業誘致に熱心な民間団体などで構成しています。リッチセミナーは、秋田県内に所在する企業と関連した首都圏企業の代表に参加をいただき、県内情勢を共有して企業活動に活用いただくために毎年開催。今年も最新の情報交換に役立つ会になりました。

 佐竹知事は、先日までのロシア訪問の報告、また秋田の強み、目指す姿を説明し、ますますの企業進出に期待を寄せていました。国際教養大学の存在が秋田県の英語教育に大きく貢献していることや、その成果として、50年先の秋田県は、誰もが英会話のできる県になると話し、「日本の国際化は秋田が担う」と話していました。

 写真は、セミナーの冒頭での会員紹介の場面です。また今回から第2部でパネルディスカッションが行われましたが、パネリストに金融機関の方もいて、地方創生のパートナーに金融機関は欠かせない、そんなアピールを感じました。これは最近のさまざまな勉強会に参加しても強く感じることです。金融機関の強みは、最新の経済情勢を熟知していて、また企業の動向にも明るいことがあります。これまで行政と企業は「余り近づかず、離れず…」の距離感だったと思います。でも国が「頑張る市町村には徹底支援」を打ち出していることと同様に、今は、自治体にメリットがある企業に「例え単独社であっても行政は徹底支援する」(佐竹知事談)の考え方に変革しています。

 地域住民の福祉の向上を考えると、今後はますます企業からの法人税収入が重要になります。自主財源を国に頼れる状況ではないからです。企業育成・企業誘致は、そんな始点でも積極的に取り組まなければいけません。

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