7月19日は、仙北市が近未来技術実証特区(ドローン特区)として、初仕事を担う大切な日でした。でも台風11号の影響で雨が降り止まず、屋外での飛行実験を半ば諦めながら、小泉進次郎・内閣府政務官を田沢湖駅でお迎えしました。平将明・内閣府副大臣は、昨日から市内で視察活動を行っていて、ドローンの実験飛行会場(田沢湖スキー場)で合流です。
小泉政務官は、「約束が果たせてホッとしています」と。「ありがとうございます。日程変更(機密扱い)を何度か重ね、やっとお迎えできました」と自分。その後、車中で人口減少のこと、地域課題のこと、たつこ伝説などを話題にしながら会場へ。到着後2人とも車を降りて、屋外テントで準備作業をしていた千葉大学の野波健蔵先生(ドローンの国際的権威:今回の飛行実験責任者)に直行し、「先生、今日は外で飛ばせますか?」。
野波先生には、本当にご難儀をかけてきました。これまで飛行実験について何度も協議し、仙北市入りして現地で打合せを行い、それでやっと当日を迎えていました。それなのに雨です。小泉政務官も同じ気持ちだったようで、移動の車の中で、とても心配していました。そんな気持ちを察して、準備の手を休め、「大丈夫ですよ。これからのことを考えると、雨の日に飛べないドローンなど役に立たないでしょ」と野波先生。その言葉通り、完全に制御されたドローンは、本降りとなっていた雨の中を、何の問題もなく飛行(地上50メートルで、片道1キロメートルのスキー場斜面を往復)し、その精度を改めて証明するに充分な飛行実験となりました。
写真はこの重要場面に立ち会った皆さんです。市議会議員の皆さん、マスコミ関係の皆さん、また前列には左から平副大臣、御法川衆議院議員、中泉参議院議員、小泉政務官、自分がいます。
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