2011年8月31日水曜日

岩手河川国道事務所にて


 今日は、八幡平山系に係る直轄砂防事業促進期成同盟会の要望活動で、午前から岩手河川国道事務所(盛岡市内)です。先日、湯沢河川国道事務所でも同じ要望活動をしています。

 出席者は同盟会を構成する雫石町・滝沢村・八幡平市・仙北市の各市長と議長。要望は平成24年度関連事業の着手と予算の獲得。これに対し、今日出人所長が良いお話しをしてくれました。「震災の復興事業が優先されているイメージだが、災害予防の予算を確保し、災害が発生する前に手当をしておかないと、また後追いになってしまう。震災を教訓として、新たな視点で防災対策が必要なことを認識している」とのこと。

 例えば今回の大震災時、津波をくい止めた自動車専用道路などは、これまで周辺住民の進入を阻止する概念で設計されていたものが、避難ヶ所として数百人の命を救った実例もあったそうで、国交省では避難が容易にできるよう、盛土した路体の法面に階段を設置する動きがあるんだとか。

 ところで仙北市は、来年の全国火山フォーラム会場に、とのお話しがあります。駒ヶ岳の地温上昇が不安要素となっている現在、多くの専門家においでいただきながら対策を充実できればと思います。

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