2011年8月21日日曜日

台湾レポート⑥「県と合流して」


 8月19日、仙北市国際交流協会(高橋練三会長)一行と別れ、新幹線で再び台北市へ。秋田県と山形県が合同で行う航空会社訪問に合流。自分は高雄からの移動で最初のエバー航空を欠席しなければいけませんでした。

 台北駅で下車しタクシーで復興航空本社へ。台北も暑い。午後からは35度になるとか(めげないで頑張ろう)。タイミング良く本社前で佐竹知事、津谷北秋田市長とお会いできて、そのままミーティング室へ。しばらくして吉村山形県知事も到着。ほどなく総経理(日本でいえば代表取締役社長)の陳さんがにこやかに見えられ、意見交換会をスタート。佐竹知事は「まずは9月8日のチャーター便の運航に感謝を申し上げます。さらに秋田の空港2箇所と山形の空港2箇所があれば、多彩なイン・アウトの旅行商品が可能です。内陸縦貫鉄道も併せて、ぜひ利活用のためのチャーター便を増便いただければと思います」とあいさつをされました。
 陳総経理は「日本便は昨年度実績で1000便。今年が少ないのは、東日本大震災の状況が不明だったからです。でも8月以降は前年同様ぐらいまで高めたいと思います」と話されています。

 内容は次に訪れた中華航空(写真:自分の左隣が吉村山形県知事、その隣が陳総経理、佐竹知事、津谷北秋田市長)も同様ですが、チャーター便の運行に実績のある復興航空と、定期便の多い中華航空ではメニュー内容も違います。中華航空では秋田運行を既に検討しているらしく、かなり前向きなお話を伺うことができました。

 訪問は復興航空訪問の後に昼食をはさんで中華航空、その後で台湾交通部観光局でした。この昼食が大変でした。復興航空の余りの歓迎ぶりで、お昼からビールがテーブルにどんどん出てきます。台湾では「ホッターラ」といって、グラスを空にあけて何度も返杯を続けるルールがあります(これが常識。これを破ることは非常識、非礼にあたる行為です。厳に慎まなければいけません)。いい気になって杯を重ねたため、終わり頃はフラフラ。後からの中華航空、観光局は何とか職務を全うできましたが、この夜に開催された亜東関係協会主催の歓迎レセプションでは、全くの役立たずに成り下がってしまいました。反省。

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