2011年8月21日日曜日
台湾レポート⑦「感動の調印式」
8月19日は、今回の台湾訪問のメインイベント「北投温泉と玉川温泉の友好調印式」です。会場となった台北市庁舎市民ホールの設営で、昨日の夜遅くまで多くの皆さんが汗を流したお話しを聞きました。心から感謝を申し上げます。
セレモニーはとても和やかなムードで進行しました。始めに地元小学生による台湾伝統舞踊の発表、続いて日本の温泉文化を彷彿とさせる浴衣姿の子ども達の行進。佐竹知事のスピーチ、ハウ台北市長の歓迎の言葉も素晴らしい内容でした。
写真は調印式が終わり、各自が署名を披露(右から関湯瀬ホテル社長・自分・佐竹知事・ハウ台北市長・陳台北市産業発展局長・周台北市温泉発展協会理事長)している様子。玉川温泉水と北投温泉が、大きな透明容器に注がれて一体になるパフォーマンスや日本式の鏡開きなどが続き、台湾のマスコミの皆さんも驚いた様子。
今回の調印式、台北市政府や秋田県の協力がなければ、この規模でのセレモニーはできなかったと思います。今春3月25日に予定していた調印式は、3月11日発生の大震災でいったん延期、再度の日程調整を始めたのが6月でした(この間もずっと駐日台北経済文化代表所、亜東関係協会などからアドバイスを受けていました。代表はじめ皆さんにはお礼の言葉も見あたらないほどです)。周理事長、関社長、高橋仙北市国際交流協会会長…、多くの関係者から絶妙なタイミングをセットいただきました。
この後、北投温泉・台北市との交流が始まります。観光分野だけではなく、医療と健康を促進するための台湾からの医師招聘(国内法の改正が必要)、また商業ベースでの連携など、可能性は無限大です。今回の調印はその「はじめの一歩」です。
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