2011年8月21日日曜日

台湾レポート③「自来水公司」


 8月17日午後、高雄市内の自来水公司第7区管理所で熱烈な歓迎を受けました。全職員の玄関でのお迎えから始まり、大会議室に入れば卓上には花、また高雄市自慢のフルーツの数々やお茶などが用意され、台湾の皆さんの心遣いは本当に感動的です。これまでの旧田沢湖国際交流協会の活動があればこその対応だったと思います。関係の皆さんに謝謝!。

 自分はごあいさつのスピーチで、「まず高雄市の澄清湖と田沢湖が、24年間にわたって交流をいただいていることに謝意をお伝えします。さらに東日本大震災では大変なご心配をおかけしました。仙北市は直接的な被害は最小レベルです。ですが観光客は激減しています…。先ごろ自来水公司からいただいた30万元以上の義援金は、仙北市が支援を続けている被災地(岩手県や福島県の市町)にお届けさせてもらいました。被災先から感謝のメッセージも持参しています」などなどお話ししました。王さんからは「今後も田沢湖との友好の絆をさらに強く結び合いましょう。災害復興では、何なりとお話しください。可能な限りの協力を惜しみません」との言葉をいただきました。

 その後、王さんに岩手県の宮古市長・山田町長・大槌町町長職務代理者から託されたサイン入りメッセージを手渡しました。国際交流の本質的な姿を体感した気がします。

 写真は大会議室での歓迎会風景。窓の外には澄清湖が広がっています。自分の手前が王さん。似つかわしくない冗談にもお付き合いをいただいてすみませんでした。王さんは素敵な人格者です。

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