2011年8月9日火曜日

平和への願い


 仙北市追悼式を挙行。66年前の終戦後、どんなに遺族の皆さんは踏ん張ってこられたことでしょうか…。亡くなった祖母の生き方を見てきた自分も、どこかで共鳴するものがあります。

 式辞で「東日本大震災の被災地に立ったとき、もしかしたら戦地と同様の光景かも知れないと思うと、ただただ恐ろしさで身が震えるばかりでした。原子力が未だ制御不能なものであること、科学力を過信してはいけないという警鐘です。仙北市が災害も争いもない平和なまちになることを心より念じます」とお話をしました。

 遺族会会長の藤原剛さんは、「若き青春の命を、海の中や大陸の雫として散った方々の希望は、故郷に残した妻子や家族、友人達の幸せだったと思います」と声を詰まらせての謝辞でした。

 命がけで守った国は、そんな皆さんの期待に応えられているでしょうか。

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