2010年9月3日金曜日

9月定例会~医療~


 全国的に医師不足が叫ばれる中、仙北市としては秋田大学医学部附属病院をはじめとする関連病院への訪問、秋田県健康福祉部医務薬事課及び医師確保対策室などの関連機関に対し、医師の招聘活動を積極的に展開していますが、なかなかその成果が見えていない現状です。

 このような中で、8月10日に自治医科大学地域医療推進課を訪問する一方、秋田県健康福祉部医務薬事課に自治医科大学卒業医師の継続配置をお願いし、併せて中野健康福祉部長あての要望書を提出しました。また首都圏在住者で地域医療を目指す医師がいるとの情報から、議会の皆様方や各病院の先生方のご助言により、公的病院に限らず広く私立病院等にもアプローチする予定です。医師確保対策については、いつも申し上げているとおり、一朝一夕に効果の出る特効薬がないことから、地道で息の長い活動だと言うことを肝に命じ、さらに積極的に活動を推進します。

 そんな中で、医療局の設置と事業管理者の選任について作業を進めています。仙北市立病院等改革推進計画では、平成23年度から組織再編による事業の一元化を行う予定でした。しかし経営の効率化を図る見地から早い段階での設置が望ましと判断し、現在組織の立ち上げに向けて準備を進めているところです。また、医療局の設置に伴い、経営はもとより人事等、病院事業管理者の辣腕に期待がかかることから、この選任についても鋭意努力しています。

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