2024年2月3日土曜日

海も時も超える


 AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。秋田と台湾を結ぶタイガーエア台湾のチャーター便が、運行期間を10月まで延長するニュースにコメントしました。この判断は…。

 タイガーエア台湾は、台湾桃園市に本拠地を置くチャイナエアライン傘下の格安航空会社(LCC)です。秋田空港には昨年12月から週2便、先ずは今年3月までの期間運航でしたが、これまで9割を超える平均搭乗率だったこともあり、あと半年間延長する判断に至ったとのニュース。秋田県が描くシナリオは、チャーター便で実績を上げ、定期チャーター、そして定期便への格上げ運航です。雪が少ない台湾からの送客は、冬季間は雪観光で一定の利用数が予測できました。コロナのリバウンド効果もあったと思います。さらに秋田県の台湾プロモーションも功奏したと…。親日家が多い台湾からの観光客は、その総数の8割が4回以上来日したリピーター(日本政府観光局の推計)ですが、最近は東京・大阪・千葉(ディズニーランド)・沖縄・京都・北海道など同じ場所に何度も行くより、もっとディープな日本に触れたい、そんな観光トレンドに変化していると聞きました。

 地方空港があって、台湾にはない季節や文化を体験することが次の観光スタイルだと…。秋田は雪も雪遊びも、伝統文化も工芸も民謡も食べ物もアクティビティも、何より半世紀近い交流も、どれも他にないものばかりです。自信を持ってお客さまをお迎えできると思います。心配はグレードの高い宿泊施設が足りないこと、台湾を訪ねた経験がある県民が少ないこと…などでしょうか。特に若い人には台湾を見て欲しいと思います。台湾には日本が失いかけている熱のようなものがあります。また歴史的にも日本がしてきたこと、現状に至る世界情勢など理解が深まるはずです。タイガーエア台湾のチャーター便の運航延長は、いろんな意味で海も時も超える朗報です。
※こんなお話しがしたかったのですが、半分もお話できませんでした。


0 件のコメント:

コメントを投稿