2024年2月25日日曜日

それ行けカッパ探検隊!


 カッパ探検隊(隊員は私だけ…)は、田沢湖畔でカッパを探査中です。大沢集落たつこ茶屋の近くに、カッパの淵とシンボルの大きな松の木があります。この松に馬を繋いでおくと…。

 よく馬が行方不明になって、農家を困らせた話しが伝わっています。昔々のある日、繋いだはずの馬が勝手に厩に帰ってきて…、見ると尻尾にカッパがしがみついています。カッパは急いで飼い葉桶の中に隠れましたが、主人は見逃すはずもありません。主人はどうやって懲らしめようかと考え、農作業の手伝いを言いつけます。ところが全く役に立たず…、悪戯も許して湖の淵に帰すことにしたそうです。これに恩義を感じたカッパは、大沢を湖で一番に魚が取れる場所にすると約束し、以降は大沢が湖畔で一番のクニマス漁獲量を誇る集落になったとのこと。

 さすが田沢湖のカッパです。分からないことが多いクニマスの生態も、きっと熟知しています。

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