2015年6月3日水曜日

6月定例市議会の市政報告①

今日から6月定例市議会が始まりました。冒頭の市政報告内容をお知らせします。

 はじめに、カラ吹き源泉事故調査委員会についてです。
  カラ吹き源泉事故調査委員会の1回目の会議が、5月19日に開催されました。委員は6人で、委員長には林信太郎秋田大学教授、副委員長には野上健治東京工業大学教授が就任しました。会議では、これまでの経過等について、野上副委員長から3月末と4月上旬に実施の現地調査報告がありました。委員会では、この後、集湯槽、分湯槽及び引湯管エア抜きの現状調査等を委託することにし、その結果を受けて次回委員会を開催することにしています。今後2~3回の委員会を開き、8月中に報告書が提出される予定です。

 次に、秋田駒ヶ岳山開きについてです。
 6月1日、八合目登山口で登山者の安全を祈願する神事が行われました。当日の記念登山にはは雫石町から61人、仙北市側から96人が参加。また昨年の滑落事故や御嶽山噴火を踏まえ、新たな取り組みを行って山開きを迎えました。滑落事故再発防止のために、危険箇所の案内表示や登山道、雪渓等への道標を設置しました。噴火対策では県警との連携を高め、市ホームページに秋田駒ヶ岳の火山活動情報を掲載、登山届けのメール受付窓口を設けました。また火山防災対策でヘルメット装備を行い、アルパこまくさに20個、八合目休憩所に30個、阿弥陀池避難小屋に50個を装備済みです。横手美入野岳友会からいただいた24個は、市の50個と合わせ阿弥陀池避難小屋へ設置しました。
 引き続き秋田駒ヶ岳の火山活動に留意し、避難小屋の屋根補強は県に働き掛けを続けます。

 次に、高齢者叙勲の受章者についてです。
 元西木村議会議員の佐藤善太郎氏が地方自治功労で旭日単光章を受章されました。この度の受章は、永年にわたる職務の精励や功績・功労が認められたものです。
 市民の皆様と共にご労苦に感謝し、心からお祝いを申し上げます。

 次に、一般会計補正予算についてです。
 補正額は1億4,634万7千円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は185億8,426万4千円となります。主な事業は、ふるさと納税ふるさと便事業費、ふるさと仙北応援基金積立金、認可保育園等法人化推進事業費、道路改良事業費などです。また、地方債補正が1件あります。よろしくご審議をお願いします。
※写真は駒ヶ岳登山と美しい山並み

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