2021年9月12日日曜日

来年こそは…


 仙北市内を走る国道105号バイパスの道路花壇は、今年も新型コロナの感染対策で一斉植栽を断念しました。往復9.6キロメートル区間にマリーゴールドはありません。

 でも西荒井集落と堂村集落で、バイパスと旧道の合流地点に整備した花壇でマリーゴールドが満開です。耕起、苗植え、除草、時には水やりなど、市シルバー人材センターの受託作業として汗を流してくれた市民の皆さんが、今年も美しい花を咲かせてくれました。本当にありがとうございました。ご苦労様でした。

 仙北市西木町のフラワーロードは昭和40年代に始まったと言われています。当時は未舗装だった国道沿線集落の住民が、自動車の往来で巻き起こる土ぼこり対策で水まきをしたことが起源です。この作業が国道舗装後も道路花壇づくりに姿を変えて受け継がれ、それがコミュニティ活動として他の地域にも広がりました。

 今日、角館町内のあちこちで曳山の解体作業が行われていました。来年こそは…。子ども達の大会や修学旅行も変更・変更の連続でした。来年こそは…。地域の伝統行事・お楽しみ会も軒並み取りやめになりました。来年こそは…。田沢湖マラソンも100キロチャレンジマラソンも、生保内節全国大会も産業祭も、会議を重ねて中止を決めました。来年こそは…。花いっぱい一斉植栽も、来年こそは…。
※写真は西荒井集落の旧道とバイパス合流地点の花壇(9月12日撮影)。


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