2015年4月1日水曜日

仙北市が近未来技術実証特区に

写真は、昨日のWBS配信の映像です。小泉進次郎政務官が「近未来技術実証特区」について、仙北市が実証実験の場となることに言及しました。小泉政務官は、以前から国家戦略特区の新メニューとして、同実証特区の必要性を主張していて、制度設計にも携わったと聞きます。

 同特区の理念は次に述べる通りです。
 ~「地方創生」を通じた我が国経済の活性化を実現するためには、国内外の新技術を呼び込み、これを大胆に実証するフィールドを我が国において十分に確保することにより、新たな商品・サービスに関するイノベーションを一層喚起させることが不可欠。このため特に、遠隔医療・遠隔教育・自動飛行(ドローン)・自動走行等の「近未来技術に関する実証プロジェクト」と、その実現のための「制度的制約・大胆な規制改革」を検討する~とあります。

 これにより、政府は2月から実証実験を行いたい自治体などに、事業の提案を求めていました。結果として144の自治体や企業から、合計で70件の提案があったと聞きます。ドローンなどの活用法を探る自動飛行の分野では、仙北市や仙台市、NTTコミュニケーションズ、ヤマハ発動機などが提案し、仙北市の「秋田駒ヶ岳・焼山などでの火山監視、遭難者の捜索、野生鳥獣の生態確認、林業振興などを国有林をフィールドに取り組む」提案が採用されて、特区指定となりました。

 地方創生特区、近未来技術実証特区と、仙北市は大きなチャンスを手にすることになります。

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