今日の午後、仙北市内へ就職が決まった皆さんに参加をいただき、新入社員歓迎激励会が開催されました。主催は仙北市商工会です。参加の皆さんは23人で、皆さんともに「早く仕事を覚えて、社会のため役に立ちたい」とやる気満々、本当に頼もしい限りの新人さん達でした。
写真は、誓いの言葉に登壇した田口勇人さん(株式会社成立田沢湖工場)と大澤美咲さん(同)。「まだまだ未熟ですが、毎日何かを学び取り、それを活かして日々を積み重ねて行きたいと思います」と話していました。
自分は、大好きな本「置かれた場所で咲きなさい(2012幻冬舎発刊:渡邊辺子著)」を紹介して激励の言葉に代えました。
~初めての土地、思いがけない役職、未経験の事柄の連続で、私はいつの間にか“くれない族”になっていました。「あいさつしてくれない」こんなに苦労しているのに「ねぎらってくれない」「わかってくれない」…。自信を喪失し、修道院を出ようかとまで思いつめた私に、一人の宣教師が一つの短い英語の詩を渡してくれました。その詩の冒頭の一行が「置かれた場所で咲きなさい」という言葉でした。それから私は変わりました。置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない。人間と生まれたからには、どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせよう、と決心することができました。それは「私が変わる」ことによってのみ可能でした。
いただいた詩は、「置かれた場所で咲きなさい」の後に続いて、次のように書かれていました。「咲くということは、仕方ないと諦めることではありません。それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸せにすることによって、神が、あなたをここにお植えになったのは間違いでなかったと、証明することなのです」。私は、かくて“くれない族”の自分と訣別しました。
でも、どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいいのです。その代わりに、下へ下へと根を張るのです。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるために~。
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