この8月の台湾トップセールスは、秋田の冬の観光促進やスキー客の積極誘致が主な目的でした。前回(今年1月)のトップセールスで、既にその伏線はできていました。1月10日~12日に訪台した時の様子は、当時のブログで「佐竹敬久秋田県知事や鈴木洋一秋田県スキー協会会長、大関衛県議会スポーツ振興議員連盟会長に同行し、台北市内でスキー客誘致に関する協議を行いました」とお伝えしています。その中心的な構想が中華民国滑雪滑草協会(台湾スキー協会)と秋田県スキー連盟の事業提携でした。
1月の会見で、佐竹知事と秋田県スキー連盟の鈴木会長、中華民国滑雪滑草協会の陳理事長の間では、連携についてほぼ合意ができていました。と言うか、鈴木会長が、県のスキー協会の合意を取り付ければ、あとは事務的な作業レベルに移ることを確認していました。鈴木会長はきっちり県の合意形成を済ませ、後継の佐藤健一郎氏にその任をバトンタッチしたのです。
そんな経緯があって、今回の事業提携の調印は林廷芳・中華民国滑雪滑草協会副理事長と、新たに秋田県スキー連盟の会長に着任した佐藤健一郎氏の間で取り交わされました。調印には下ごしらえから関わった鈴木前会長や佐竹知事、それに各市長も参加しました。
台湾から秋田へのスキー客誘致、台湾のスキー選手強化は、新しい段階に入ります。
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