【テーマ3】医療観光拠点開発と交通改革
1)国立公園内で岩盤浴場等の設置解禁
国立公園内は様々な規制がとても厳しくて、例えば工作物に関しては新築・改築・または増築する場合は、環境大臣の許可を受けなければならない規定になっています。また特に玉川温泉では、国指定天然記念物の北投石指定があるため、現状変更や保存に影響を及ぼす行為をする場合は、文化庁長官の許可が必要です。これらの約束が厳しくて、玉川温泉内の岩盤浴場の再開・開設がとても難しい状況です。岩盤規制を撤廃して、岩盤浴を再開したいと考えています。
また十和田八幡平国立公園の駒ヶ岳は、奇跡の植生(高山植物の宝庫)で全国の登山家に愛されていますが、障害のある皆さん、高齢の皆さんなどは、なかなか登山に踏み切れない現状があります。ユニバーサルツーリズムを進める仙北市は、思い切った政策が必要だし、8合目の山小屋に向かう車輌が輩出する排気ガス対策も無視できない現状です。仮に登山列車が実現できれば、素晴らしいと考えています。それらを実現するには、公園内での規制緩和が何としても必要になります。
2)市民目線の公共交通システム構築
これまで市内の公共交通は、民間企業によるバスや鉄道、タクシーの運営で支えられてきました。最近デマンド型乗合タクシーも普及し、市民の公共的移動手段は少しずつ充実してきましたが、どれもパーツパーツで、総合的な配慮に欠けていたことは否めません。そこで国土交通大臣の許可行為など国の権限を撤廃し、市が主体となって法的な整合を担い、市民目線の交通体系を構築したいと考えています。
3)免税店による観光消費額の拡大
現在、免税店になるには申請者の資力及び信用が充分にあることにより、免税店を開くことは簡単な作業ではありません。この資力だけでも撤廃し、要件緩和で市内にもっと多くの免税店を実現したいと考えています。また対価のの額の合計額に規定があるため、少額の買い物ではメリットがありません。さらに購入記録表にパスポートの内容を記入し、さらに旅券の写しが必要だったり…。小さな観光文化都市を標榜する仙北市だからこそ、海外からのお客様の便宜を図る政策(規制緩和)が何としても必要です。
※写真はイメージです。
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