今日から9月議会がスタートしました。本会議で行った市政報告の概要をお伝えします。
☆角館高等学校野球部の活躍について
秋田県大会で優勝し、初の全国大会に進んだ角館高校の試合ぶりは、多くの市民・県民に感動と元気を与えてくれました。8月16日に行われた鳥取県立八頭高校との試合では、不順な天候の中、また初出場というプレッシャーもはねのけて、甲子園球場ではつらつと角高野球を披露してくれました。
初戦を突破することはできませんでしたが、選手も生徒も応援団も、甲子園でプレーし応援できたことは代え難い経験です。必ず来年に生きるものと確信します。新生角館高校の歴史が、甲子園大会出場からスタートした喜びを皆様と分かち合うことができた子ども達の活躍に、改めて感謝を申し上げます。また議会をはじめ、多くの皆様のご支援に対し心からお礼申し上げます。
☆仙北市の統合庁舎整備について
合併以来これまで庁舎のあり方については、多くの議論を交わし検討を行ってきました。それら経緯と仙北市の現状を鑑み、市立角館総合病院敷地を統合庁舎の候補地とし、現病院管理棟を活用した増改築による手法が最良最善の策という考え方に至りました。利便性と機能性、財政負担の抑制、防災機能、まちづくり等の視点を総合的に考慮した提案です。
併せて、田沢湖庁舎、西木庁舎を総合支所とすることとし、3庁舎を巡回する無料シャトルバスの運行で、住民のアクセス向上を図りたいと考えています。総合支所、出張所での窓口業務の充実はもちろんのこと、郵便局等での諸証明の発行、コンビニ収納等も検討します。
また旧町村が、これまで取り組んできたまちづくりの有形無形の財産を活用し、地域の発展を実現することが重要と考えています。そこで田沢湖地区は、観光と結びついたスポーツ振興・温泉と健康増進を核として、田沢湖庁舎にスポーツ振興室(仮称)を配置するなど、総合的なスポーツ振興の拠点にしたいと思います。また西木地区は、生涯学習や農山村産業の振興と体験を重点に、西木庁舎に中央公民館や農山村体験・交流推進室(仮称)を配置し、農林業と自然環境を生かした産業や学習・交流の拠点づくりを進めたいと思います。
※写真は甲子園球場で母校を応援する柳葉敏郎さん。
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