写真は、第8回の仙北市障がい者ふれあい芸能文化発表会(会場:角館交流センター)で、講演と歌のライブをしてくれた島筒英夫さん(全盲のピアニスト)。お話や演奏をお聞きして、モリモリ勇気がわきました。
島筒さんの代表曲と言えば、「さよならぼくたちの保育園(幼稚園)」です。卒園式などでよく歌われていて、皆さんも聞いたら「ああ、この歌か」と思うはず。生で聞くことができて感動でした。講演といっても固いものではなく、ピアノを弾きながらのクイズだったり、冗談いっぱいのお話だったり…。でもそんなお話の中に胸を打つエッセンスがさりげなく織り込まれています。
「僕はね、2歳の時に病気で視力を失って、母の薦めでピアノを習い始めて。最初はピアノなんかゼンゼン好きじゃなくて。でも今は音楽を仕事にしてご飯も食べられて。目が見えなくならなかったら、きっとピアノはやっていなかったと思います。全盲は確かに逆境だけれども、そのおかげでピアノに出会えて、皆さんとこうしてお話ができて。だから僕の逆境は人生の宝ものになっているんです」と。
ね、勇気がわくお話でしょ。
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