2010年12月26日日曜日

富士河口湖町を訪ねて


 26日午前10時、富士河口湖町役場到着。富士河口湖町は富士山の麓に広がる美しい町です。富士五湖のうち、河口湖・本栖湖・西湖・精進湖があります。12月15日のクニマス発見以来、大勢のマスコミ関係者が押し寄せていると言います。日曜日の来訪にも関わらず、玄関口から多くの町職員のお出迎えを受けました。

 2階に上がり、大勢の報道関係者がカメラをセットしている会議室に。すぐ奥の応接室では渡邊凱保(わたなべよしやす)町長とさかなクンが会談中とのこと。その間、町議会の古屋一哉議長、西湖漁業協同組合の三浦保明代表理事、西湖観光協会の三浦美信会長、本栖湖漁業協同組合・観光協会の渡辺進組合長・会長などどごあいさつ。

 そうこうしているうちに渡邊町長、さかなクンが登場。共同記者会見が始まりました。

 はじめに自分から来訪の目的について説明。「町の皆さん、漁協の皆さんには大変なご迷惑をおかけしているのかも知れません。そうだったら済みません。お詫びを申し上げますが、でもそれ以上に、これまでクニマスを育ててくれたこと、またクニマスが育つ自然環境の保持にご尽力いただいてきたことに、心から感謝を申し上げます。どうかこの後、クニマスの里帰りプロジェクトにご支援をください」とお話しをさせていただきました。

 渡邊町長は、「クニマスが発見されてから、たくさんの皆さんからお問い合わせをいただいています。山梨県と一緒に、今後のクニマスの保護の仕方などを検討したいと思っています。すぐにできることには限りがありますが、仙北市とは長いお付き合いとなることを期待します」とお話しをいただきました。

 さかなクンは、「絵を描くのが大好きで、今回もその資料にと言うことで西湖漁協の三浦さんに魚体の提供をお願いして、届いた魚の中にギョギョッ!みたいな魚がいて、これを中坊教授に見てもらったら…。なんとクニマスでした。里帰りプロジェクトで、私ができることは何でも言ってください。協力させてください」とお話しをいただきました。

 田沢湖から会見に同席した皆さんも自己紹介をして、三浦久さんからは、以前本栖湖や西湖に受精卵を送ったときの手紙や請求書など、大変貴重な資料のコピーをまとめた冊子の贈呈もあり、終始なごやかに時間を過ごすことができました。
 皆さん本当にありがとうございます。

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