2010年12月11日土曜日

秋田・未来への羅針盤


 いろり塾ネットワーク主催の講演会に出席。場所は秋田市ユースパルです。写真の奥手の方は増田達夫さん、手前の方はニコラ・ド・メスチェさん。増田さんは現在名古屋商科大学大学院教授、ニコラさんは三菱商事本社で電気自動車やリチウムイオン電池のチームに所属しています。

 とても刺激的な講演会でした。増田さんは外務省、通産省と歩み、その後1991年まで秋田県庁の商工労働部長を務めています。さらにその後は石油公団の解体処理、国際エネルギー機関局長、アジア太平洋エネルギー研究センター所長などなど、まあ国際的に活躍しています。その増田さんが「秋田・未来への羅針盤」と題して、これからの秋田構築の視点を、5つのキーポイントでお話くださいました。①最悪でも子々孫々がで生きられるようにすること。②地域の強みと弱みを明確化して冷静に計算に組み入れること。③独自の情報ネットワークで未来を予測すること。④答えを他者に求めないで自ら考え抜くこと。⑤自らの運命を他者に委ねないこと。 その通りです。元気が出てきたぞ!!。

 さてニコラさん。彼のお父さんはフランス人、お母さんは日本人とのこと。そのお父さん、フランス国内ではとっても有名な方らしい…。で、何だか運命の出会いのような方でした。今、仙北市が標榜している分野を、実際に商社で仕事としているわけですから、何とかして、市に引きずり込むぞ~。

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