2022年4月27日水曜日

県産車プロジェクトの第一歩


 株式会社秋田ケーブルテレビを訪ね、同社の松浦隆一・代表取締役会長と出口廣晴・監査役にご相談。実は松浦会長は秋田ワーケーション推進協会の会長もお務めで…。

 私たち一般社団法人・市民活動あきたは、県産車(電気自動車・電気二輪車・電気農業用車・電気漁船・電気福祉車…)の製造販売を夢に描いています。脱化石燃料で電力自給率を向上させ、この電力を活用した産業構造への転換が急務です。秋田の自然エネルギーを掘り起こし、それを農林漁業の現場で消費することで、生産物の高付加価値化も叶います。では秋田の工業技術力は…、例えば電動バイクを製造できるのか、電気トラクターは作れるのか、何があって何がないのか、人か技術か、そんな議論を早く始めたいと松浦会長にお伝えしました。ワーケーションは目的ではなく手法です。県産車を製造販売することを目的に、必要な人材が秋田を往来する、まさにワーケーションと言う働き方が最も合理的だと。11月に県産車プロジェクトのフォーラムを計画していて、秋田ワーケーション協会には全面バックアップして欲しいと、そんなお願いでした。

 松浦会長は、「循環型社会への転換は世界課題で、秋田も2050年のカーボンニュートラルを目指すことを発表しました。市民活動あきたの提案はそんな背景をしっかり押さえていてワクワク感もあります。関係の皆さんにご意見をいただきながら、しっかりと検討を進めましょう」とお答えいただきました。第一歩を踏み出せた思いです。ありがとうございました。
※人物写真は左から松浦会長、私、出口監査役。
※メカは車両駆動モーター。
※電気車両は世界で開発が進む各社試作車。

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