2021年8月19日木曜日

今日のコロナ対策本部会議で


 第28回仙北市コロナ対策本部会議を開催。クラスターや別ケースの感染拡大に対し、私は「現状は災害下と同レベル。行事等で感染要因となりそうな行為には自粛を要請したい」と提案し、これを本部会議で了承いただきました。

 本部会議時点の市内感染者は累計27人(市独自推計)。お盆帰省や夏休みの人流増加も考えると、この後も感染者が増えることを想定しなければなりません。市内の医療体制は発熱外来やPCR検査の継続、医療圏域からの入院患者の受入れもあって急激に逼迫度を増しています。県内の医療機関では、院内クラスターの発生や医療従事者の感染が多数で、県の警戒フェーズの見直しがあるかも知れません。このような現状から、本部会議で、私は「市が主催、または関係する行事等について、感染が心配される場面が想定された場合は、中止や延期、事業内容の見直しなど、本部として要請を行いたい」と提案し、本部会議でこれを了承いただきました。今回は、玉川温泉と北投温泉の10周年記念碑除幕式や台湾祭の延期、田沢湖駅伝は他会場の検討、民謡を楽しむ会(仮称)の再検討、角館のお祭りは展示曳山周辺での踊りや飲食の自粛、市産業祭は開催自体の再検討…、などを例示しました。個別対応は関係部との調整になります。また、集団健診や各種相談事業、子ども達の安全対策や修学旅行、介護施設勤務の留意点や観光客の受入れなどについても、活発な意見交換がありました。

 市民の皆さまには、マスクの常時着用、手指消毒、3密回避、県境をまたぐ往来の自粛などの徹底をお願いします。当たり前のことですが、感染者に対する誹謗中傷などは絶対に行わないでください。

2 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除
  2.  市立角館総合病院のスタッフ、またそのご家族の皆さま、そして田沢湖病院や各診療所、市内の全ての医療関係者に御礼を申し上げます。今日は少しの時間でしたが、角館病院の駐車場でPCR検査に来院された皆さま(本当にご不安だと思います)への、職員の対応を見ていました。そして心からありがたい、涙がこみ上げる感動を覚えました。防護服を着ての作業は本当に大変だと思います。コロナに感染した入院患者の皆さまへの対応となれば、格段に気遣いも増すことと思います。そのような激務に身を置く看護師のご家族にしてみれば、家に帰ってからも家人に感染をさせないよう、何かと気を回す姿を不憫に感じたり、また安心して休養をとってもらいたいとの思いは、私にも十分に理解できます。全国自治体病院協議会等の情報にも、ご指摘のような宿泊対策を講じている私立病院の事例を見た記憶があります。秋田県内では存じ上げていなかったので、先ず県内の各病院等の現状などお聞きしたいと思います。角館病院の現状は、それぞれの看護師にコロナ入院患者の対応ができる家庭環境かどうか、本人との面談があると認識をしています。先ず様々な事情をお聞きし、ご家族の承諾が得られない勤務とならないよう配慮します。角館病院は動線のゾーニングや設備機能などで高度な安全対策を行っています。もちろん設備に頼ることではありません。何より業務の品質を保つ勤務態勢の構築が重要です。ご意見を機に現実的な改善策・徹底事項などを検討します。

    返信削除