2021年8月4日水曜日

国・県ダムを防災で一体運用


 秋田県の水瓶と言われる仙北市田沢湖地区。複数あるダムのうち、国所管の玉川ダムと県所管の鎧畑ダムを一体的に運用し、防災対策を強化する連携強化推進室が誕生しました。

 正式名称は玉川ダム・鎧畑ダム連携強化推進室(室長:庄子克実・玉川ダム管理所長)。今日は、國友優・国土交通省東北地方整備局河川部長、田中倫英・秋田県建設部建設技監などが参加して、同推進室の設置式とデモンストレーションが行われました。私は設置式で、「市民と流域住民を代表して、この取り組みに感謝する。国・県所管の枠を超え、情報の一元化が叶ったことは、私たちからすれば命に直結するメリットだ。仙北市は8月に多くの大雨災害が発生している。国・県の2者ではなく、市も加わった3者連携が整ったくらいの気持ちで、防災対策に一緒に取り組みたい」とお話ししました。

 式典後は仙北市役所とオンライン会議を行い、高橋宏和・危機管理監と情報共有のデモンストレーションを行いました。改めて、国・県の皆さまに感謝を申し上げます。
※写真はデモンストレーションの様子。

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